炭鉱廃線巡りをしてみた
弟子入り（？）している鉄オタの親戚が、九州の炭鉱廃線巡りをしたいとのことなので、連れまわしてきました。
まずは志免鉱業所竪坑櫓へ
福岡近郊の炭鉱鉄道遺構といえば、これは欠かせません。
実は来たことがなかったので、ちょうどよかったです。
でかい…
この辺りは掘れば石炭の屑が出てきます。
さすがボタ山。
坑口も残っています。
周囲は運動公園になっています。
完全な福岡市のベットタウンなので、スポーツ少年、少女がたくさん。
志免鉄道公園へ
そのボタ山のふもとにある、志免鉄道記念公園へ。
悪名高き（？）、国鉄勝田線の志免駅跡です。
ホームが道路でぶった切られていますが、しっかり残っていますね。
入口に飾ってあった、現役当時の航空写真陶板です。
こう見ると、廃止当時から周辺はかなり宅地化していたことがわかります。
周囲は完全に市街地の中。
勝田線といえば、やり方次第で都市近郊路線として生き残れただろうに、
国鉄末期に廃止されてしまった路線ですが、実際に訪問すると、なぜここが廃止されたのか、ますますわからなくなります。
博多へ直結していない香椎線がそれなりに混雑していることを考えると、本当にもったいなかったですね。
