ＦＤＡ（フジドリームエアラインズ） 11月に５号機導入

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2010.10.20　追記
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県営松本空港（松本市）に就航したフジドリームエアラインズ（ＦＤＡ）の鈴木与平社長は９日、松本市内で開いた県経営者協会主催の講演会で、来春としていた５機目の導入時期を１１月に前倒す方針を明らかにした。１０月に就航する４機目と合わせて機材繰りに余裕が出るとして、福岡線のダイヤについて１１月からの適用を念頭に改善を検討する考えも示した。

　鈴木氏は講演で、１０月の４機目のエンブラエル機導入に続き「１１月にもう１機入れ、予定を早めて５機での運航を考えている」とした。取材に対し、５機態勢でのダイヤ編成が可能になるとして、午前７時４０分福岡発松本行きと午後１時３５分松本発福岡行きは「うまくいけば利用しやすい時間にしたい」と述べた。

　講演ではこのほか、現状が午前９時〜午後５時となっている空港利用時間の拡大をあらためて要請。４機目の機体の色は近々発表するとし、松本山雅ＦＣのチームカラーで地元からの要望が強いグリーンについて「採用する方向で検討を進めている」とした。

　１日の就航後の利用状況について、鈴木氏は取材に、札幌線の利用は好調としつつ、福岡線は「期待したほどではない」と述べた。