かつてのネット最強口座は今・・・
約十数年前、インターネット銀行が普及し始めた頃、一部界隈で最強といわれていたのは新生銀行でした。
細かな条件は覚えていないのですが、Wikipediaによるとこんな感じ。
- 提携ATMの入出金無料(無制限)
- 他行振込完全無料(後に残高に応じた回数制へ)
何と言っても提携ATMの利用が無料なのは大きかったです。コンビニATMがほぼ無料だったので、手数料を気にする必要がありませんでした。
富裕層限定銀行へ・・・
近年改悪に次ぐ改悪で、庶民が気軽に使える銀行ではなくなってきました。
下記のようなランク付けが始まっています。
- 新生プラチナ: 預入総資産の月間平均残高が2,000万円以上か、所定の金融商品(外貨預金や仕組預金、内外の投資信託、保険商品と金融商品仲介)の前月末残高(一部は前月末残高)が300万円以上、もしくは住宅ローン利用の場合が該当する。この場合、当月の10回分までが対象となる。
- 新生ゴールド: 預入総資産の前月平均残高が200万円以上か、所定の金融商品の前月平均残高30万円以上、または円普通預金・パワー預金の月間平均残高合計が100万円以上、あるいはカードローンの借り入れ月間平均残高が100万円以上の場合に、当月5回分が対象となる。
- 新生スタンダード: 上記の条件を満たさない場合に該当し、当月の1回分だけキャッシュバックされる。
このような改悪の中、住信SBI銀行が非常に使いやすいので、メインは完全にそちらになりました。
長らく残高ゼロでしたが、保持する理由もないので、思い切ってサヨナラすることにしました。
ネットで新生銀行の口座は解約できる?
私の住む静岡県には支店がありません。 解約方法について調べてみると、ネット上で解約できることがわかりました。
ネット上で解約できる口座の条件はこちら。
- (1)口座名義人ご本人さまからのご依頼であること
- (2)当行からの送信メールが受信でき、かつ通知メールがご家族と重複していないこと
- (3)お客さま情報(※1)の入力内容が当行の登録情報と一致していること
- (4)20歳以上のお客さま (※1)お客さま情報:氏名(漢字)・口座番号(キャッシュカードに記載)・登録住所・電話番号・登録通知Eメールアドレス・生年月日
- 全ての通貨の普通預金残高や定期預金残高が0円であること
- 当月の預金利息が発生しないこと
- 投信口座、NISA口座、FX口座、マル優口座を開設されていないこと
- 新生銀行で住宅ローンのご利用がないこと
一番厄介なのが「全ての通貨の普通預金残高や定期預金残高が0円であること」ではないかと思います。
その場合、公式に薦められているのが、残額を先に他行に振り込んでしまうこと。
最低ランクの新生スタンダードでも月1回は他行振込無料なので、それを使って全額振り込んでしまいましょう。
ネットで新生銀行の口座を解約してみた!
以前全額を引き出して残高ゼロにしておいたので、早速手続きを進めます。
1、Eメールアドレスの入力、認証
お手続きフォームにアクセスし、Eメールアドレスを入力します。 これが銀行登録と一致していれば、認証用のメールが届きますので、そちらから再アクセスします。
2、口座情報の入力
口座の情報を入力していきましょう。
3、手続き完了メールを待つ!
受付完了メールが届きます。
その後銀行サイドで確認作業や手続きが行われ、手続き完了メールが届けば解約完了!
私の場合は2日後に無事手続き完了メールが届きました。解約日は手続き翌日に設定されていました。さすが早いです。
銀行口座の整理は確実に!
残高がゼロの口座は銀行としても厄介なものだと思いますので、簡単に手続きができました。
今後口座維持手数料の設定を検討している金融機関もあるそうですので、使用しない口座は積極的に解約していく方がいいのではないかと思います。