utopia1の日記

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ニュースあれこれ

いろいろ興味深いニュースがあったので、まとめておきます。

1、着陸料半額に静岡空港国内線(産経新聞 2/11)
県は、各航空会社が着陸ごとに支払う静岡空港の着陸料を、国内線については現行の半額に引き下げる方針を決めた。平成23〜25年度の3年間の措置とする。一方で空港運用時間を現在の11時間半から13時間に延長する。県では、こういった航空会社への優遇措置で就航路線増を図る考えで、関連条例案を14日開会の県議会2月定例会に提出する。

 現在の着陸料は、国内線は基準の3分の2、国際線は基準の3分の1。来年度以降は国内・国際線とも基準の3分の1となり、路線間の格差は解消される。県空港経営課は、国内線の減額による23年度の減収を5200万円と見込んでいる。

 運用時間延長は、航空会社からの強い要望を受けたもので、現行の午前8時半から午後8時が、午前7時半から午後8時半に変更になる。

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以前お伝えした(記事)、FDAの夏ダイヤは運用時間の延長が前提でしたが、正式に発表されました。

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2、県調査、雇用創出は1653人 「波及効果大」(静岡新聞 2/15)
川勝平太知事が14日明らかにした静岡空港の県内経済波及効果245億円は、空港利用客による消費や航空料金のうち県内の売り上げの増加分を積み上げた「直接効果」と、その直接効果が県内の生産に及ぼした「間接効果」を合算した。県は「県内経済に大きな波及効果があることが分かった」としている。
 算出の対象は、2009年6月4日の開港から1年間に、空港が県内経済に及ぼした効果。内訳は直接効果が136億7900万円、間接効果が108億7100万円。直接効果が最終的に1・79倍にまで広がったことになる。雇用創出効果は1653人となった。
 経済波及効果の分析は静岡大に委託して実施した。昨年9、10月に空港で、利用客や見学客ら3千人を対象に聴き取り調査を実施。利用客や見学客が消費した1人当たりの金額を算出し、さらに部門ごとの県内自給率を掛けて直接効果を割り出した。
 静岡空港から出発する利用客が、県内で使った交通費や土産物代、旅行準備のための買い物代などのうち、売り上げ増加につながったのは1人当たり1537円。同様に、到着した利用者は宿泊代なども含め1万4234円、見学者は2452円と算出。これにそれぞれの人数を掛け直接効果をはじき出した。
 間接効果は、県の2005年産業連関表に隣接県を加えた7地域間産業連関表を活用。「家計内生化」と呼ばれる経済波及効果の計算では最新の方法も取り入れ、計算したという。
 県はこれまでに、経済波及効果とは別に開港後1年間で22億300万円の時間費用短縮効果があったと発表している。

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県の調査ですので、お手盛りはあると思いますが、企業会計の基準で計算した赤字額といわれている16億円に対して、かなり大きな効果があったのではないかと思います。
県民としては、「22億300万円の時間費用短縮効果」が大きいのではないでしょうか。
ちなみに県の発表はこちら

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3、徳島空港に湖南省との定期チャーター便(日本経済新聞 2/17)
徳島県は16日、中国・長沙空港(湖南省)と徳島空港静岡空港とを結ぶ国際定期チャーター便が4月に就航すると発表した。ツアーの到着と出発に別の空港を使う「トライアングルチャーター」と呼ばれる手法で長沙―徳島・静岡を年間72往復する計画だ。徳島県はチャーター便を利用する中国人観光客が年1万人以上になるとみている。

 湖南省の旅行会社、親和力旅遊が企画するツアーは5泊6日で定員は約150人。飛行機は中国南方航空を利用する。

 第1便は4月5日、長沙から静岡に到着。静岡県内や京都、大阪、神戸などを観光した後、9日に徳島県内に泊まる。10日に長沙から第2便のツアー客が徳島に到着し、第1便の客はこの飛行機で長沙に帰る。第2便のツアー客は静岡から帰る。その後も同様のツアーを繰り返す予定だ。

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記事からすると、静岡には年間36往復するという解釈でよいのでしょうか?10日に1回は来るということのようです。
なかなかの規模ですね。



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