2009-08-15 色川武大 うらおもて人生録 読書日記 Bookmark! Facebook Twitter Pocket やっと手に入れたので、早速読んでみた。 ちょっと自分は劣等生だということを強調しすぎで少々鼻につくが、 荒波を乗り越えてきた人はちがう。 最も印象に残ったのは、王貞治のエピソードである。自分のフォームを変えて小手先の技術に走ることは簡単であるが、 プロとして絶対にしなかった。 また、相手チームの監督も目の前の勝負ではなく、 打ちすぎる王貞治を封じ込めるため、大局を見て戦略を考えていることにも驚いた。