ＦＤＡ(フジドリームエアラインズ)　静岡＝熊本便　７月のみ週４日へ減便

以下、静岡新聞より。

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ＦＤＡ、静岡―熊本減便　７月のみ週４日運航　(4/29 07:35)

　フジドリームエアラインズ（ＦＤＡ、牧之原市、鈴木与平社長）は２８日、静岡―熊本便を７月１日から３１日までの１カ月間、現行の毎日１往復から週４日１往復に減便すると発表した。減便について、ＦＤＡは「就航当初からビジネス客需要を想定していたが、搭乗率が低迷し、収支が厳しいのが実情」と説明した。
　７月は日、月、水、金曜の週４日運航し、運航時間は変更しない。
　熊本線は２００９年７月の就航以来、毎日１往復運航している。ＦＤＡによると、就航から今年３月までの搭乗率は４１・８％。今年１〜３月は３０％台、大型連休（４月２８〜５月８日）の予約状況も５４％と低迷している。
　熊本線に関してＦＤＡは「毎月、４千万円の赤字が発生するなど飛ばすほど収支に影響が出るため、便数を維持するのは難しい」（営業部）と判断した。九州新幹線全線開通の効果もこれまでは薄いという。８月以降の便数計画については未定だが、５月中に判断する方針。
　熊本線をめぐってはＦＤＡは今年１月３１日、運休を視野に入れた運航計画変更を国土交通省に届け出ている。

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以前、静岡＝熊本便の存在価値について、記事にしましたが（詳しくはこちら）、もともと厳しい路線でしたが、小松便とほぼ同じ結末を迎えそうです。夏ダイヤで静岡からの日帰りができなくなり、既定路線であったとはいえ残念です。

伏線としてこんな記事もありました。

花巻−名古屋線再開に前向き　国交相が表明（岩手日報）

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花巻−名古屋線再開に前向き　国交相が表明
　本県を視察した大畠章宏国土交通相は１６日、花巻空港の名古屋線再開について「地域の経済的復興を手助けしたい」と前向きな姿勢を示した。
　陸前高田市で記者団に対し「ニーズが高まっており、就航を希望する会社があると聞く。今後話し合いたい」と述べた。同日は県庁で、県から名古屋線再開の要望を受けた。　
　花巻空港の名古屋線は昨年５月に日本航空が撤退し運休。中部国際空港（愛知県常滑市）と県営名古屋空港（同豊山町）とのすみ分け問題などで難航していた。
　しかし、震災の影響で仙台空港の名古屋便が運休。自動車産業再開に向けて航路確保が重要性を増している。
　県によると、静岡県の地域航空会社フジドリームエアラインズ（ＦＤＡ）が名古屋線運航に前向きな姿勢を示しているという。同社は大型連休に合わせ花巻―県営名古屋のチャーター便を計画したが震災で中止した。
　三陸鉄道について、大畠国交相は「新しい支援を考えることが必要だろう」と支援策を検討する方針を示した。

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おそらく空いた機材をこちらに振り向けるのではないかと思います。東北地方の復興を考えると、複雑な気分です。

ついでにこんな情報も。（以下静岡新聞より）

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静岡―韓国・済州島６月にチャーター便　アシアナ航空
　アシアナ航空は静岡空港開港２周年を記念し、６月に韓国・済州島にチャーター便を運航する。同航空静岡支店の李相圭支店長と岡内亨支配人が２８日、県庁に川勝平太知事を訪ね、計画を説明した。
　運航は６月１１日発、１３日着。機材はエアバス３２１―２００（１７７席）で、往路便は韓国の３人組歌手グループ「エスジー　ワナビー」が同乗するという。
　李支店長は「これからも互いに親密な関係を築き、静岡県の発展の一翼を担っていきたい」とする尹永斗社長からの親書を川勝知事に手渡し、「ぜひ（チャーター機に）一緒に乗ってください」と呼び掛けた。
　知事は東日本大震災後の県内の観光需要減少や風評被害などを踏まえ、「厳しい状況の中で飛ばしていただき、ありがたい。熱い応援の申し出に応え、静岡は元気いっぱいであることを韓国の皆さんにお伝えしたい」と前向きな姿勢を示した。
　岡内支配人によると、静岡―ソウル線の定期便は震災後、韓国からの搭乗客が大幅に減少している。ただ、九州方面は客足が戻りつつあり、「静岡も徐々に回復すると考えている」という。